どーも三澤です。
今日は色選びのコツについてのお話です。
お客様と一緒に仕様決めをしている時間は私にとってとても楽しい時間のひとつなんですが、これが油断してかかるとけっこう大変。
『もー!!何色選べばいいのぉー!!!』
ってなっちゃうお客様、結構います。
家モンはローコスト住宅だけど仕様決めの際の色選びや標準仕様が充実していて、お客様それぞれのお好みで色選びが出来ます。
今日は内装について!!!
①色の配分のコツは【7:2.5:0.5】
【ベースカラー:メインカラー:アクセントカラー】の割合です。
ベースカラー
床、壁、天井などに使われる、部屋の大半を占める基調となる色のことです。インテリア全体をまとめる色で、面積の配分は全体の70%くらい。明るい感じにするのか、シックな感じにするのか、イメージの方向性の基調となる色です。
メインカラー
部屋の主役になる色。面積の配分は25%程度で、ソファやカーテン、ラグなどに使います。その部屋のカラーイメージを決定づける色なので、ベースカラーとの調和を考えながら、色調などにもこだわって選ぶのをオススメします!!!
アクセントカラー
インテリアのポイントや引き締め役になる色。面積の配分は5%程度で、クッションやラグ、絵、スタンドのシェードなどに使います。アクセントとして使う色なので、メリハリがきくように、目が引きつけられる色を選んでください!
インテリア・カラーコーディネートとは、すべてを同じ色に“揃える”ことではなくて、部屋の中の色の調和をはかることが重要!!
そのため、色彩計画では色と色の相性はもちろん、どの色をどれくらいの面積で使うか=色の「配分」も重要です。
初心者はまずインテリアで使いたい色を「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3つに分けて、その配分を70%+25%+5%で考えてみるとバランス良く色の配置ができると思います!
色の配分に差をつけることで、めざすインテリアのイメージがわかりやすくなって、強い色も調和させやすいので、安定感があっておしゃれな部屋に仕上がると思いますー!!!!!
②床→壁→天井の順に明るい色を使うと広く見える!
インテリア業界では、白い天井は見た目に10㎝高く、黒い天井は20㎝低く見えるといわれています。
床を暗く、天井にいくほど明るくすると、天井が高くのびやかに見えます。
落ち着き感を出したい寝室や書斎、和室などの天井は、暗い色を使うとステキに仕上がります!よく和室の天井に木目のクロスを貼りますが、和室が落ち着くなぁと感じるのは色の効果が大きいと思います。
③建具や造作材の色は【床合わせ】か【壁合わせ】が基本!
建具や造作材などの木部の色の決め方で一般的なのが、床材の色に合わせる方法です。建具や窓枠などを床と同じ木の色に合わせると、調和させやすいです!
色を分けすぎてしまうと、ひとつの空間でいろんな色が混在して、ちぐはぐインテリアになって残念になるので、それは私が全力で阻止していきます。笑
『こうしたい!』と目指すインテリアはお客様それぞれですが、せっかくの家づくり、失敗しないようにお手伝い出来ればと思っております!
それではまた来週。(リーダー風)