17:00でもう真っ暗。
寒いし暗いし。冬はなんにもいい事ありませんよね。
今日だってブログの事を忘れていて、17:00に気付いて只今絶望中の家モン事業部 三澤です。
日曜日に、現在駒ヶ根で建築中のI様にお会いした際、カーテン選びで悩んでる~!!!とのことだったので
この場を借りてまたカーテンについて熱く語ります!
I様はこの家モンブログを熟読してくださっているはずなのできっとこれを読めば問題解決間違いなし!!
カーテン選びで大切なのは最適なサイズを選ぶこと。
せっかくのおしゃれなデザインや便利な機能も、サイズが「足りない」「余る」ようでは台無しです。
かといってカーテン幅の調整をセルフでするのは難易度高め。
カーテン丈のようにスムーズにはいかないでしょう。
ということで、購入時にカーテン幅を間違えないようにすることが大切です。
手元にメジャーとメモを用意して、一つひとつ確認しながらサイズを決めていきましょう!
いざカーテンを買おうと思うとき、迷っちゃうのがカーテン幅ですよね。
採寸や簡単な計算が必要なのでちょっと面倒かもしれませんが、購入するときに欠かすことのできない大事なポイントです。
よく確認しながら決めていきましょう。
「だいたいこれくらい」と大ざっぱに決めると実際に取付けてから幅が足りない!余る!というような事態が発生し、後悔することになるかもしれません。
ここからはカーテンサイズの決め方を解説していきます。
「オーダーカーテンの場合」と「既製品カーテンの場合」の2パターンにわけてご紹介していきますね。
オーダーカーテンの場合はご自宅のカーテンレールを採寸して注文。ピッタリサイズのカーテンを購入できます。
既製品カーテンの場合は既製サイズの中から、必要サイズに近いものを選びましょう。
お部屋の窓に合わせてサイズが決められる「オーダーカーテン」。
ぴったりきれいな仕上げるためには、正確な採寸・計算が欠かせません。
まずはカーテンレールの採寸をしましょう。
固定ランナーからもう片方の固定ランナーまでの距離を測ります。
採寸できたら、カーテン幅にゆとり分をプラスします。
採寸値に5%から10%を上乗せするといいでしょう。
計算式としては「採寸幅×1.05=注文サイズ」となります。
既製品カーテンのサイズは「幅100㎝」と「幅150㎝」が主流です。
オーダーカーテンと同じくカーテンレールの採寸値を基準に選びましょう。
(例)カーテンレールの採寸値が200㎝の場合、100㎝幅カーテン2枚入りを選びましょう。
※詳しくは購入店舗にてご確認ください。
カーテンレールの採寸幅が100㎝、150㎝、200㎝、300㎝前後なら既製品カーテンでも比較的ぴったりおさまるでしょう。
問題なのは中途半端な幅サイズの場合ですね。
例えば幅の採寸値が220㎝の場合ではどうでしょう?
100㎝×2枚=200㎝だとちょっと足りない。
かといって150㎝×2枚=300㎝だと80㎝ほど余ることになります。
必要サイズの約1.4倍もあるので、たまりが多くなり少々野暮ったく感じるかもしれません。
(ちなみにおすすめのサイズは採寸値×1.05倍です。)
カーテン幅を決めるとき、よくある失敗は次のようなものです。
例えば・・・
などなど。
いかがですか?
「ふつーにやりそう・・・。」「どうしてダメなの?」と思った方は黄色信号です。
うっかりサイズ幅の合わないカーテンを購入してしまうかも!
次の項目をじっくり読み、ご確認ください。
やっちゃいがちな失敗として多いのが、カーテンレールではなく窓やカーテンの幅を採寸しちゃったというもの。
窓とカーテンレールではカーテンレール幅の方が長いので、窓を基準にして測ると寸足らずになってしまいます。
きっと「カーテンといえば窓」というイメージが強いことが理由だと思うのですが、よくよく考えてみるとカーテンは窓そのものには取り付けていません。
カーテンはあくまでカーテンレールに取り付けるものなのです。
ですからカーテン幅を決める際には、必ずカーテンレールを基準にして採寸しましょう。
ちなみに↓のような装飾レールの場合でも、両端のリング(または固定ランナー)~リングの距離をはかります。
キャップや装飾は含めず採寸することがポイントです。
「カーテンレール幅の採寸OK!いざ注文!」と思っているそこのあなた。
ちょっとお待ちください~。
購入ボタンを押す前に、もう一つ確認です。
採寸値にゆとり分をプラスしましたか?
カーテンの注文幅は、カーテンレールの採寸値に約5%前後足した数値にしなければいけません。
通常の場合ですと、採寸値×1.05で注文サイズを算出できます。
採寸値にもよりますがだいたい1枚あたり4~8㎝くらいの余裕があると、ぴちぴち感なく閉めるときもスムーズです。
カーテン幅は足りないよりも余るくらいの方がいいので、心配な場合には少し多めの数値を見積もっておきましょう。
目安として「5%プラス」でご案内していますが、実際には10%や20%プラスになったとしてもノープロブレムです。
コットン(綿)やリネン(麻)などの天然素材のカーテンは、洗濯や湿度の上下によってもとのサイズに狂いが生じることがあります。
特に天然素材100%のカーテンの場合、5%近く縮んでしまう可能性も否めません。
200㎝幅のカーテンなのに、190㎝になってしまったらかなりキツキツですよね。
天然素材カーテンを注文する場合には「採寸値×1.1」の注文サイズにしておくと安心でしょう。
お手入れの際にはくれぐれも洗濯表示をよくご確認ください。
特にリネン100%の場合には「洗濯不可」のタイプが主流です。
というとき、カーテン幅が「足りない」「余る」と困った場面はありませんか?
まずはじめにお伝えしておくと・・・
「カーテン幅が足りない」のは致命的です。
いくつか対処法をご紹介しますが解決が難しい場合には「買い直し」or「我慢して使う」を視野に入れる必要があります。
カーテン幅がちょっと余るときには、見た目さえ気にならないならそのままでも使用できます。
カーテンにはドレープ(なみなみ)があるので、たっぷり余っていると多少つまった感じにはなりますが開閉には問題ありません。
採寸幅×1.05倍がおすすめですが、実際には1.1倍でも1.2倍でも大丈夫です。
ただし、あまりにも余り分が多いとスマートさに欠けるかも。
まずは一度取り付けてみて「どうにもイマイチ」と思ったなら、サイズの合ったものに買い直しましょう。
カーテン幅が足りない!というのはなかなかツライ状況です。
ちょっと足りないだけでもスムーズに閉められなくなるので困りもの。
キュっと引っ張るとかろうじて止まるけど、数秒後にはマグネットが外れて隙間ができちゃう~なんてパターンもあるでしょう。
こんなときはどうすればいいのでしょうか?
まず最初に思い浮かぶのが、DIYで幅を足すことだと思いますがややハードル高めです。
カーテン丈なら「トライすべし」とおすすめしますが、カーテン幅はちょっと・・・。
裁縫初心者さんにとってはイバラの道だと思います。
だったら、もうあきらめるより他ないのかというとそうではありません。
次の方法を検討してみましょう。
順番に解説していきます!
「このカーテンがお気に入りで、引っ越し先でも是非使いたい!」
思い入れのあるカーテンなので再利用したいという場合には、リメイク専門業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
自分でサイズ調整するのが難しくても、プロに任せれば安心ですよね。
カーテン幅を足す方法としては、カーテンのヒダの数を変更して(2倍ヒダのカーテンを1.5倍ヒダにするなど)縫製し直すなどのやり方があるようです。
ただし業者への依頼はそれなりに費用がかかるので、場合によってはサイズの合ったカーテンを新調する方が安上がりかもしれません。
カーテン幅が足りないなら、カーテンレールをカーテン幅に合わせるという方法もあります。
普通はカーテンレールに合わせてカーテンを購入するのですが、なんというか斬新ですよね。
その手があったかー!みたいな。笑
ただし、この方法を適用できるのは次のような条件に限ります。
伸縮式のカーテンレールには、レールの途中に長さを調節するジョイント部分があるのでそこで見分けがつくと思います。
さらに、カーテンレールは窓枠を覆う十分な長さがありますか?
たとえ伸縮式でも、短くして窓の両端がカバーできなくなっては意味がありません。
伸縮できそうであればネジで固定されているレールを外し、レールの長さを短くしてから(窓枠とカーテン幅に過不足ないように注意する。)再度設置しましょう。
これから採寸する予定の方は、くれぐれも測る場所にご注意ください。
まとめー!!!
カーテン幅はカーテンレールに付属している「固定ランナー~固定ランナーまでの距離」を基準に算出しましょう。
熱く語りすぎましたが頑張って読んでいただきありがとうございました。
たかがカーテン。
されどカーテン。
奥が深いですねー。
大変ですががんばりましょう!!!
それでは☆